侍gv(ベトナム)2018

2018年8/23~9/3の期間、17人でベトナムのドンタップ省に住居建築ボランティアに行ってきました。

volunteer

想像できるだろうか、

  風雨によって家族を失う恐怖を。

想像してほしい、

  あなたがそれら問題に関して積極的に取り組む姿を。

想像してほしい、

  あなたが持てる力を彼らにそそぐ姿を。



work


 私たちは、5日間のワークにおいて2軒の住居活動に携わった。作業内容はレンガを積み続けること。ヘラで粘土をレンガに付け、ただひたすら積んでいく。単純そうに見えるその作業だが、実に難しい。地面と平行になるようにレンガを積んでいかねばならないので、少しでも粘土の量を間違えるとレンガが崩れる危険性が増す。たとえ家が早く完成しようとも、強度に不安を残したのでは全く意味がないどころか、私たちがベトナムに来ないほうがホームオーナーさんたちにとっては良いだろう。そんな緊張感を持ちながら作業を進めた。

 


who am i ?


私たちの存在意義はどこにあるのであろうか。そんなことをミーティングで誰かがふとつぶやいた。現地のワーカーさん(大工さん)に比べれば速さも正確性も劣る。そもそも学生の私たちに何ができるのかと。日本に帰ってきて、報告会を行い、一通りの活動を終えた今でさえ明確な答えはわからない。日本からわざわざ来てくれてありがとうと言ってくれたホームオーナーさんの本当の気持ちも誰にもわからない。ただ一つだけ確かなのは、私たちは風雨の心配のない家を建て、ホームオーナーさんのことを真剣に考えたという事実だけだ。僕はそれだけで十分だとも思う。


lam


一方のホームオーナーさんには9歳ほどの女の子がいた。彼女の名前はラム。休憩中にベトナム語を教えてくれたり、一緒にお絵かきをして遊んだりした。とても人懐っこくかわいらしい女の子だった。ある日の昼休み、リーダーのしおりさんが彼女と黒板で遊んでいると、一つの絵をかいてくれた。そこに描かれていたのは、一軒の家とその前に立つ家族。無邪気な彼女なりに新しい家を待ち望んでいることを、私たちに伝えようとしてくれていたのかもしれない。メンバーにとって、一層ワークに気合を入れた瞬間であった。


what we can do is...


私たちにしかできないことは、これらのリアルを多くの人に知ってもらうことではないだろうか。そして支援の輪を広げることだと思う。これを読んでいるあなたが、何かをしてみようと思ったり、遠い国の助けを求めている人々の声に耳を傾けるきっかけになれば、この侍GVの存在意義は確かにあったのだと言うことができよう。完     


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